家をリノベーションする
間取りや設備を大規模に変更し、新たな価値を構築することを「リノベーション」といいます。要するに、もともとある不動産を有効活用するため、よりデザイン的な空間に改良したり、間取りや設備を変更し住まい方を大きく変えるなど、建物や空間を蘇らせ資産価値を高めることです。
近年ようやく、古い建物をリノベーションして住む、というスタイルが浸透し、必ずしも新築や築年数の浅い物件が良い、という時代が変わりつつあります。今日、住宅ストックは年々増加し、空き家問題に悩ませられる時代になりました。実際に賃貸市場でも供給する物件が飽和状態となり、空室に悩むオーナー様が増えています。
しかし今後は、建物が新築されることがどんどん少なくなってきているなかで、“リノベーションして住む”という考え方は、時代とともにスタンダードになっていくことが予想されます。
賃貸経営におけるリノベーション
賃貸経営でのリノベーションは、空室の解消や資産価値を維持することが重要になります。弊社では、賃貸マンション・アパートの一室から一棟丸ごとのリノベーション、必要な箇所のみの部分的リフォーム、簡易的なデザイン変更でパフォーマンス向上を図るバリューアップまで、既存物件から付加価値を見つけ出し、魅力を最大限に表現できる方法をご提案いたします。
また、入居者様の募集、入退去に伴う手続きや対応、入居後のアフターフォローのほか、マンション・アパート経営の管理や運営・コンサルティングまでをワンストップで行い、オーナー様の賃貸経営をトータルサポート致します。
空室の解消
近隣地域のマーケットリサーチからターゲット層を絞り、入居者ニーズを捉えることが大切になります。年々、住まい選びのポイントが多様化し、自分だけのこだわり空間が求められるようになりました。「キレイ」だけでは物足りなさを感じてしまう賃貸ニーズに応えるために、賃貸物件の差別化やマーケティング力が必要不可欠になります。
資産価値の維持
物件の築年数が経てば、通常賃料は下がってきます。賃貸経営におけるリノベーションは、あくまで家賃の低下を防ぎ投資効率を高めるための手段ですので、費用対効果をしっかりと見据えた上で、リノベーション費用にある程度の限度を設ける必要があります。
リノベーションの流れ
マーケットリサーチから最適な物件再生のご提案で、安心の賃貸経営をサポート
STEP.1現地調査
デザイン・設計者や現場担当者、施工スタッフが立ち会い、お問い合わせ内容をもとに、再度ご要望をお聞きしながら、現場の確認をします。
STEP.2マーケットリサーチ
お客様のご要望や現地調査を参考に、プランニングを行います。
まず、当該地域のマーケットリサーチを行います。家賃相場、物件数(総戸数・タイプ別等々)、環境、ターゲット層、入居率等の調査を行い、調査結果をもとに、仮説をたてて検証し、市場の実態を分析します。
お客様のご要望を前提に、調査結果をプランに反映していきます。
STEP.3プランのご提案・お見積り
ご提案プランの図面・イメージと、お見積もりをご提示いたします。お見積りは、概算ではなく施行内容の詳細まで明記し、わかりやすくご説明いたします。プラン・お見積書をご提示後に、新たなご要望やご変更があった場合には、お客様がプラン内容にご納得して頂くまで、プランの変更・ご提案をいたします。
STEP.4工事請負契約
プランが決まりましたら、最終プランをもとに、工事時期、日程、お支払い条件などをご説明いたします。お客様にご契約内容をご納得頂いた後、契約書を取り交わします。
STEP.5近隣挨拶・着工
工事中は、建物によって営業時間や近隣への配慮のため、深夜・早朝など工事の時間帯が限られていることが多くございます。トラブルの原因にならないよう近隣の皆様へのご挨拶をしっかりと行います。施工は、原状回復工事を専門とする技術力の高い職人が責任を持って施工します。多くの経験から得た状況判断力と、プロならではの目線と技術で、クオリティの高い仕上がりをご提供いたします。
また、現場担当者が常に現場を管理しておりますので、現場でのトラブルや細かい変更などにも迅速に対応することができます。工事の進捗状況をご確認される場合は、いつでも現場を見ることができます。工期によって、定期的にお客様とお打ち合わせを行い、その都度疑問点にお応えします。
STEP.6施工の完了
工事後は、担当者・施工スタッフ・第三者をいれての完了検査を行い、施工内容に漏れが無いかなど、施工箇所を細かくチェック致します。手直しがあった場合は、手直し工事完了後にお引渡しさせていただきます。
STEP.7お引き渡し
工事後は、アフターフォロー体制を整えております。万が一、施工箇所に問題が発生したり、不明な点等がございましたら、責任を持ってご対応させて頂きますのでご連絡ください。